結論:本命と印の一覧
競馬の春の祭典、天皇賞・春(GⅠ・京都芝3200m)です。長距離の頂点を決めるこのレース、今年は1番人気のクロワデュノール(ダービー・大阪杯勝ち馬)を軸にしたくなるところですが、理由があって△評価に留めました。代わりに昨年の覇者ヘデントールを軸に立てた予想です。
| 印 | 馬番 | 馬名 |
|---|---|---|
| ◎ | ⑫ | ヘデントール |
| ○ | ④ | アクアヴァーナル |
| ▲ | ③ | アドマイヤテラ |
| △ | ⑭ | ホーエリート |
| △ | ⑦ | クロワデュノール |
| △ | ② | サンライズソレイユ |
◎ヘデントール:昨年この舞台で勝っている、それだけで十分
本命は3番人気のヘデントール(12番)です。
理由はシンプルで、昨年の天皇賞・春を勝っていること。同じ京都芝3200mというコースで実力を証明した馬です。さらに過去にはダイヤモンドS(3400m)でも勝利しており、超長距離への対応力は出走馬の中でも間違いなく上位。3200m以上の長距離戦での成績は複勝率100%を誇ります。
ルメール騎手が手綱を取るのも心強い。前走の京都記念は8着と大きく負けていますが、2200mのレースで後方11番手と位置取りが難しい競馬になった結果で、本質的な長距離適性が落ちたとは考えていません。今回は舞台が3200mに戻ります。
直近3走の4コーナー通過が平均5.7番手と、後述するスローペース想定の展開でも問題のないポジションを取れていることも評価しています。
○アクアヴァーナル:「万葉S」の勝ち馬が人気薄で出走
対抗は4番人気のアクアヴァーナル(4番)です。
この馬の一番の根拠は、今年1月に京都芝3200mで行われた「万葉S」を勝っていること。今回とまったく同じコース・距離での勝利実績があります。前走の阪神大賞典(3000m)でも2着に入っており、3000m以上での成績は3戦3複勝圏と完璧な数字。
先行型の脚質(直近3走4コーナー平均4.3番手)でスローペースの展開にも適合しており、今回の条件にほぼすべて合致します。4番人気(20倍台)という人気薄の割に、これだけ裏付けのある馬は珍しい。個人的にはかなり期待している1頭です。
なぜ1番人気クロワデュノールを◎にできないのか
1番人気のクロワデュノール(7番・1.9倍)を△に落とした理由を書いておきます。
能力はこのレースで間違いなくトップクラスです。東京優駿(ダービー)1着、大阪杯1着、ジャパンカップ4着という実績は他の出走馬を圧倒しています。
ただ今回は前走の大阪杯(2000m)から一気に3200mへの1200m延長という異例の距離チャレンジになります。短距離から長距離まで走れる馬もいますが、天皇賞・春のような超長距離レースでは「ステイヤーとしての資質」が問われ、G1レベルで実証されていない部分が大きなリスクです。
正直なところ、「走ってみないとわからない」という感覚が強い。能力上位でも距離の壁に跳ね返されるケースは天皇賞・春では珍しくありません。配当妙味もないので、抑えの△扱いにしました。
▲アドマイヤテラ:武豊×阪神大賞典1着の実力馬
▲は2番人気のアドマイヤテラ(3番)です。
前走の阪神大賞典(3000m)で1着という直近の好走実績があります。今回はさらに200m延長して3200m。小さな延長幅なので対応できる可能性は十分あります。武豊騎手が手綱を取るのも天皇賞・春という舞台でのプラス材料でしょう。
ただ前々走はジャパンカップで競走中止と不安なデータも残っており、確信を持って◎にするには至りませんでした。▲として評価しています。
△の馬たち
⑭ホーエリートは7番人気ですが、ステイヤーズS(3600m)を勝っているステイヤーの実力馬。3400m以上の超長距離での実績は確かで、先行できる脚質もスローペースに向きます。人気薄でも切れない1頭です。
⑦クロワデュノールは前述のとおり。能力は最上位ですが距離の壁がネック。1番人気なので相手には入れます。
②サンライズソレイユはハナを主張しそうな逃げ馬です。3200mの超長距離でマイペースで逃げられれば粘り込みも。ただ勝ち切るほどの実績はなく、3連複のヒモとして入れておく程度の扱いです。
展開と私の買い目(個人の記録として)
サンライズソレイユが逃げてスローペースになる展開を想定しています。3200mという超長距離では全馬がスタミナを温存しながら走るため、ほぼ確実にゆったりしたペースになります。4コーナーを前目の位置で通過した馬が有利で、極端な後方待機からの末脚一発は届きにくい舞台です。
ヴェルミセル(9番人気)・エヒト・ヴェルテンベルクの3頭は近走の4コーナー通過が後方になりがちで、スローペース展開で前に行けそうにないことから印を外しました。
買い目は3連複中心。◎ヘデントールと○アクアヴァーナルの2頭を主軸に▲アドマイヤテラ・△ホーエリート・クロワデュノールへ広げる形です。サンライズソレイユも逃げ馬として3連複のヒモに入れています。
まとめ
今回の予想ポイント:
- スローペース必至の超長距離戦、先行型が有利
- 軸は昨年の覇者ヘデントール(同コース・同距離の実績が最も直接的)
- 穴馬扱いのアクアヴァーナル(万葉S勝ち・同条件の根拠あり)が対抗
- 1番人気クロワデュノールは能力最上位でも3200m初挑戦のリスクで△
長距離のG1はペースが読みやすい分、展開通りになればデータ通りの結果になりやすい。今年の天皇賞・春、「実績のある馬が勝つ」という王道決着を期待して勝負します。
レース結果は後日追記予定
