2026年4月11日(土)阪神11R サンスポ杯阪神牝馬S(GII)
芝・右外1600m 10頭立て / 晴良
結論:今日の印はこちら
| 印 | 馬番 | 馬名 | 一言コメント |
|---|---|---|---|
| ◎ | ⑥ | アスコリピチェーノ | 阪神マイルで負けなしに近い。ヴィクトリアM勝利の実力を素直に評価 |
| ○ | ① | エンブロイダリー | G1を3勝した実力馬。半年ぶりの出走で体重増はやや割引 |
| ▲ | ④ | ラヴァンダ | 阪神コースで安定感が高く、前走東京新聞杯2着も評価できる |
| △ | ⑧ | カナテープ | 8番人気だが距離適性はかなり高い。末脚の破壊力は本物 |
| △ | ⑦ | クランフォード | 前走も同コースで番手2着。先行型の粘りが怖い場面も |
コースと展開を読む
阪神外回りマイルは、スタート後に緩やかな下り坂があって3〜4コーナーは大きく回れる構造です。最後の直線が350mほどあって急坂もあるので、切れ味と底力の両方が問われます。逃げ先行馬が楽なペースを刻むとスロー上がり勝負になりやすく、後方の差し馬も届きやすいコースです。
今日は晴良の絶好馬場。逃げ候補は⑦クランフォード(前走も同じコースで番手先行)ですが、牝馬限定GIIで先行馬が少なく、全体的にはミドルからスロー寄りの展開を想定しています。上がり勝負なら差し・追い込みが台頭しやすく、⑥アスコリピチェーノや④ラヴァンダのような末脚を使えるタイプを上に取りました。
本命◎アスコリピチェーノ
本命は⑥アスコリピチェーノです。
昨年のヴィクトリアMをGI制覇した実力馬で、阪神芝1600mではこれまで4勝2着2回という圧倒的な適性を持っています。阪神外回りマイルを知り尽くしている馬、という言い方がいちばん近いかもしれません。
前走も後方から上がり33.3秒の末脚で差し切っており、今回のスロー想定ならさらに動きやすいはずです。馬体重が少し増えてきていますが、出走自体に問題ないレベルです。鞍上は坂井瑠星騎手。この馬との相性もよく、信頼しやすい一頭です。
対抗○エンブロイダリー
対抗は①エンブロイダリーです。
桜花賞、クイーンC、秋華賞と、G1を3勝しているトップクラスの牝馬です。この距離での実績もあり、能力的には◎と遜色ない存在です。
ただ、今回は前走の秋華賞(昨年10月)から半年ぶりの出走で、馬体重が14キロ増えています。久々の分の太め残り感がどう出るかは気になるところで、その点だけ少し割り引いて対抗評価にしました。ルメール騎手でスロー上がり勝負なら馬の能力でカバーしてくる場面も十分ありえます。
単穴▲ラヴァンダ
▲は④ラヴァンダです。
阪神での複勝率が75%と安定感が高く、このコースに慣れている感じがあります。前走の東京新聞杯でも2着に好走しており、状態の良さは折り紙付きです。馬体重は変わらずで、理想に近いコンディションで臨んできました。
◎○より少し地味な存在ですが、阪神マイルで計算できる馬として3番手評価は納得のいくところです。
△評価の馬について
⑧カナテープは8番人気と軽視されていますが、この距離での成績がかなりいい馬です。関屋記念を勝っており、上がり32秒台の末脚を持っています。右回りの実績が少ない点は確かに不安材料ですが、距離への適性の高さを考えると完全に消せない一頭です。穴馬として一番怖いと思っています。
⑦クランフォードは前走の六甲Sで同じコース・同じ距離を番手先行で2着に粘りました。今回も同じような競馬をしてくる可能性があり、展開次第では残り目が生まれそうです。
消した馬について
⑤カムニャックは4番人気ですが、阪神芝1600mでは2走して複勝圏内なし。オークス馬という実績はありますが、今回の距離とコースに対する適性が不安なので外しました。人気になっているぶん、軽視したほうが妙味があると判断しています。
⑩ビップデイジーは馬体重が14キロ増で、こちらも馬体面での不安から外しました。
私の買い目(個人の記録として)
軸は◎⑥アスコリピチェーノで、相手に○①エンブロイダリー、▲④ラヴァンダ、△⑧カナテープ、△⑦クランフォードを絡めた3連複を中心に組みました。▲④を軸にした独立ラインも少し用意しています。
⑧カナテープは穴馬として複勝も別途押さえています。8番人気でこの距離適性の高さは、個人的には無視できませんでした。
3連複の軸は◎⑥から相手を広めに取った形で、取りこぼしを防ぐよう組んでいます。
まとめ
今回の阪神牝馬Sは、コース適性で頭ひとつ抜けているアスコリピチェーノを素直に本命にしました。阪神外回りマイルというのが本当に合っている馬で、ここを勝てばヴィクトリアMへの弾みにもなります。
相手筆頭はG1×3勝のエンブロイダリー。半年ぶりで体重増はやや割引ですが、能力は折り紙付きです。穴は⑧カナテープ。人気薄ですが、この距離への適性は侮れません。
晴良馬場でスロー展開ならアスコリピチェーノが直線で決め手を発揮してくれるはず。楽しみな一戦です。
レース結果
1着 ①エンブロイダリー(1番人気 / C.ルメール)
2着 ⑤カムニャック(4番人気)
3着 ③ルージュソリテール(5番人気)
勝ちタイム:1:31.6(良)
振り返り
対抗に推していたエンブロイダリーが1着。「半年ぶりで体重増はやや割引」としながらもきちんと印を打てていたのは良かったです。ルメール騎手がスロー上がり勝負に持ち込み、見事に勝ち切りました。
ただ、結果は手放しでは喜べない内容でした。
2着に来た⑤カムニャックは、阪神マイルでの過去成績がゼロで「距離適性に不安あり」として評価から外した馬。3着の③ルージュソリテールは、当日の体重増加が大きく信頼度を下げて切った馬です。つまり2・3着が両方とも「消した馬」で埋まった結果、3連複は完全な外れになりました。
本命◎アスコリピチェーノは阪神マイルの実績が出走馬中で断トツのはずでしたが、今日は力を発揮できず。「データ通りにいかないのが競馬」を改めて痛感させられました。
消した根拠が結果で否定されると痛い。カムニャックのマイル適性は今後見直しが必要かもしれません。
